こんにちは!今日も人付き合いが楽になる方法を紹介します。
今回は良好な人間関係についてです。
人付き合いの中で、すごく気の合う人がいるかと思えば、ちょっと苦手な人もいて・・・
自分は嫌われてるのでは?と悩んだり、人に好かれるように良い人を演じて疲れたり・・・
人間関係には悩みがつきものです。
私自身も苦手だなと感じる人はたまにいますが、いつもある心がけで良好な人間関係を築くことができています。
今回は認定心理士の筆者が、人から好かれる方法、苦手な人とも良好な人間関係を築く方法を紹介します。
また、京都人の私が、本音を隠す京都の文化からも苦手な人と良好な人間関係を築く方法を探っていきます。
人に好かれるために必要なこと
人に好かれたいと思ったときに必要なこと、それはズバリ、自分から好きになることです。
これは心理学の法則ではありますが、高度なテクニックやスキルをもって相手の心を手に入れるといったような小ワザは必要ありません。
自分が、好かれたい人、良好な関係になりたい人に対して、自分からその人を好きになることがポイントです。
苦手な人と良好な人間関係を築くには
苦手だなと感じた人とは自然に距離ができたり、相手からも好かれていないと感じることがあるかと思います。
それではあなた自身はどうですか?
苦手だからといって、無意識に避けてしまったり、苦手意識を持ったまま、こわばった顔で相手と接していませんか?
自分が苦手だな、嫌いだなと思って相手に接していると、不思議と相手に伝わってしまいます。
例えば逆に考えると、話しかけてきた相手が「あなたのことが苦手だけど、仕方なく話している」ような感じだったら、話したくなくなったり、自身もその人に苦手意識をもってしまうのではないでしょうか。
私が苦手な人と仲良くなれた事例
職場に少し気難しい年上の男性がいて、新人の頃はその人との接し方によく悩んでいました。
まじめで、やや取っつきにくい印象のその方は、話すときも笑顔はあまりなく、怒っているのかな?と周りから思われがちの人でした。
少し苦手意識のあったその人とも、新人の私はうまくやっていく必要があったわけです。
ある時ふと、「あの人はいつも不機嫌そうだけど、私はあの人からどう見えているのだろう」と自分の振る舞いについて考えてみました。
苦手意識を持ったまま接していたため、話しかける時も、恐る恐ると遠慮がちな姿勢でした。
そこで「自分から笑ってみよう」と決めて、その方に話しかけるときは笑顔で、話しかけられた時も笑顔で応えるを繰り返しました。
不思議なことに自分から笑顔を見せると、相手も笑顔の瞬間が増えていって、
今では、相手の方から笑顔で話しかけてくださる事が多くなりました。
笑顔は最大の武器
人付き合いの中で、苦手だなと感じる人に出会うのは仕方のないことです。
そこで関わらなくてもよいのであれば、無理をする必要はありませんが、関係が続く場合は、親友になる必要まではありませんが、ある程度良好な関係を築く方が良いでしょう。
その場合、苦手という感情が消えなくてもいいのです。
ただ相手と接するときに、仲良くなりたいという思いで笑顔で接するだけで、相手との関係は良くなっていきますし、そうなると徐々に自分の苦手意識も薄れていきます。
私自身も、話しかけられらたびに笑顔で話を聞いて、自分から話すときも笑顔で話しかける。
それを繰り返すだけで、苦手な人とも良好な関係を築くことができました。
とても単純なことですが、忘れがちなことです。
人間関係は積み重ねですので、毎回のコミュニケーションの機会を活かしましょう。
笑顔は敵意がないことを示す手段でもありますし、相手が笑顔であれば、自分も笑顔になるという研究結果もあります。
本音を隠す京都人から学ぶ人間関係
ここでは、京都人の筆者が、本音を隠す京都の文化からも苦手な人と良好な人間関係を築く方法を探っていきます。
京都人は本音を隠すと言われますが、角の立たない言い方をするのが得意です。
苦手な人と会話するときに、当然ながら、敵意をむき出しにしたり、トゲのある言い方をしているようでは、
良好な人間関係を築くことはできません。
角の立たない言い方を学ぶ
角の立たない言い方とは、どのような会話でしょうか。
直接的な言い方を避けて、後腐れなく、相手に良い印象を与える言い方のことです。
例えば、
校則が厳しい学校で、部活動をやっているとします。学校に部活に対して、良いイメージを持ってもらって応援してもらえるように、
校則は守ろうとみんなで決めていた。
あなたは上級生になって、みんなをまとめる立場になりました。それなのに、同級生の子が、校則違反の髪染めをしてきたとき。
「髪の毛染めたん?!何考えてんの?アホちゃう!」と感情的には言わず、「もう後輩に注意できひんな~」と穏やかに言うことで
自分の意見を言いつつ、注意しつつですが、相手に直接的に「やめとき!」と対立しなくて済みます。
今回は、相手を注意する例だったので、良い印象は持ってもらえないかもしれませんが、
自分の言いたいことを、別の言い方で言うときの例です。(少しイヤミっぽいですが・・・)
相手に注意したりするとき、対立することが目的ではありませんよね。
相手に受け入れてもらえるように、穏やかな口調で伝えましょう。苦手な人との会話にも使えます。
人付き合いが楽になるアドバイス
友達でも、自分のことを好いてくれる人って仲良くなりやすいやん?
相手にとっても同じことで、自分の味方って感じた人と仲良くしたいねん。
味方やって思ってもらうために、「笑顔」はめっちゃ有効。そこに仲良くなりたいって気持ちを乗せれば大丈夫やで。相手にも伝わるはずや。
まとめ
・仲良くなりたい人、好かれたい人がいる場合、自分から好きになることを意識する
・苦手な人でも、今後良好な関係を築く必要がある場合は、笑顔で話しかけて相手に良い印象を持ってもらえるよう振る舞う
・人間関係は積み重ねのため、毎回のコミュニケーションの機会を活かす(毎回、笑顔で愛想よく)
相手が笑顔でなくても、自分から笑顔を向けることで、相手も笑ってくれるようになります。