本音の探り方と本音を隠すメリット、京都人の本音と建前文化から学ぶ

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こんにちは!今日も人付き合いが楽になる方法を紹介します。

今回は、本音の探り方についてです。

世の中、本音で話せる場ばかりではありません。
時には、社交辞令を言ったり、相手をたてるために嘘をつくこともあります。

あなたとの会話中、相手が本音を話しているのか、知りたくありませんか?

筆者は生粋の京都人ですが、京都人は本音と建前の使い分けがすごいです。
しれっと嫌味も言うし、本音を探るのには一苦労です。

しかし、いくら口達者な人でも、意図的に、汗を流したり顔色を変えたりすることはできません。
今回はそんな、口はごまかせても、態度に出てしまう、うっかりな本音を探る方法を認定心理士の私が紹介していきます。
また、京都の文化から、本音を隠すメリットについても探っていきます。

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相手の態度から本音を探る

言葉が信用できないとすれば、どんな動作であれば、本音と捉えてよいのでしょうか。
動物行動学者デズモンド・モリスは、著書『マンウォッチング』の中で、人間の7つの動作を信頼できる順にあげています。

それによると、

信頼度1位:自律神経信号

汗をかく、顔色が変わるなど。
生理的な反応のため、自分ではコントロールできません。
顔が赤くなったり、冷や汗が出たりは、自分で意識して調節できるものではないですよね。

信頼度2位:下肢信号

脚の動きです。意識せずに脚を組み替えたり、貧乏ゆすりをしてしまいがちだとか。
脚の動きまで意識している人はあまりいないのではないでしょうか。

信頼度3位:体幹(胴体)信号

姿勢のことです。緊張すると背筋が伸び、退屈すると背が丸まるなどします。
背筋を伸ばさないと、と思っていても、いつの間にか姿勢が悪くなっていた経験は多くの人がされていると思います。
私も猫背にならないように気をつけています。

信頼度4位:見分けられない手振り

微妙な手の動きのことです。
手の震えをコントロールできる人はいないはずです。
緊張したりすると、手が震えてしまう人もいるのではないでしょうか。

信頼度5位:見分けられる手振り

意図的な手の動きのことです。
ポケットに手を入れたり、なにかを触ったりする行為です。
手を口に当てたり、手で自分をさすったりする行動からも読み取れる心理があります。

信頼度6位:表情

顔の右半分は自分でコントロールしやすいと言われています。
左半分は、素の表情が出るようです。
私の実感としては、顔の右半分と左半分で違う表情をしていると感じたことはないですが、とっさの驚いた顔などは素の表情になりやすいですよね。

信頼度7位:言語

最下位が言葉です。思っていないことも言えてしまうは、誰もが知っていることですよね。
人に思いを伝えることが出来る唯一の手段です。
思いを言語化できるからこそ、相手と意思疎通や会話ができます。

無意識でやってしまう動作ほど信頼できる手がかりとなるようです。
表情や言葉ではYESでも、体が横を向いていたり、貧乏ゆすりをしている場合は本音はNOの可能性があります。
人の心理状態や正確を的確に見抜くには、顔だけでなく、全身をしっかりと観察しましょう。

 

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相手の反応を手のしぐさから読み取る心理

手の動きで、相手のYES、NOを見抜くことができます。会話中に相手の反応が気になるときは手の動きにも注目してみましょう。

YESの手の動き

まずはYES、つまり話しを受け入れようとするしぐさから見てみましょう。
あなたも無意識にしている動作があるかもしれません。

・手のひらを見せたり、手を広げて机の上に置く

心理的にリラックスしている状態であり、相手の話をよく聞いています。
心を開いているときのポーズになります。緊張をほぐしたいときにも手のひらを上にしておくといいですよ。

・あごをさする

相手の話に同意したり、感心したりするときのポーズです。
自分が話しているときに相手がこのポーズをしたとき、その話しに興味があるのかもしれません。

・二人の間にある灰皿や書類などを片付ける

障害物を取り除く行為で、相手への親しみを示し、自分のテリトリーを開放したことになります。
文字通り、壁を取り除くイメージです。
逆に、心の距離を縮めたい相手にするのも良いですね。

 

NOの手の動き

・両手をももの上に置き、肘をはる

話しを聞きたくないときに出るしぐさです。
相手がこの姿勢をとったら、退屈してきているのかもしれません。

・机の上の物をさかんにいじったり、置き直したりする

自分のテリトリー内への侵入を拒む行為で、関わらないでほしいという意識が働いています。
会話中であれば、早く話しを終わらせたいと思っている可能性が高いです。

・指やペンで、小刻みに机の上をトントン叩く

無意識に話を妨害している行為です。話しを早く切り上げてほしいサインです。
ちょっとあからさまですが、相手がこの動作をしたときは、一旦話しを切り上げた方が良さそうですね。

・鼻の下に手をあてる、鼻のわきをこする

相手や、相手の話を疑っています。
たまに、嘘をつくときの癖で鼻を触る人もいますので、相手の手の動きに注意ですね。

・指で額の真ん中を押す

承諾できないときのしぐさ。商談や依頼をどうやって断ろうか考えていたりします。
「う~ん」と言って、おでこの真ん中を押すポーズは、よく見かけます。考えているように見えて、NOの言い訳を考えている途中です。

 

無防備な足の先から本音を探る

人の本音がもっとも表れやすいのは顔色や汗のかき方で、次いで本音が表れやすいのは脚の動きでしたね。

脚は体の中では目からもっとも遠い部位え、座るとテーブルの下などに隠れて見えないため見逃されがちですが、
それだけ無防備に本心を表しているといえます。

特に注目ポイントは「つま先の向き」です。

例えば、飲み会の席で気になる人がいるけれど、タイミングのせいで別の人の隣に座ってしまったとき。
視線は隣の人に向けていても、ひざやつま先の方向が気になる人に向いてしまっていることがあります。
逆に言うと、嫌いな人や相手の話に感心がない場合、つま先が相手の方向ではなく、あさっての方向を向いていたりします。

もしかすると、気づいていない自分の気持ちにも気付くことができるかもしれません。
本当かどうか、一度ふとご自身のつま先やひざの向きを確認してみてください。

相手の足先を見ることで、自分の気がある人や話しに興味を持ってくれている人の存在に気付けるかもしれませんね。

本音を隠すメリット

ここまでは、本音を探る方法を紹介いたしました。ここからは、本音を隠すメリットを考えていきます。

京都はよく、本音と建前文化だと言われますが、京都人は本音と建前をうまく使っているなと感じます。
そもそも、人付き合いを円滑にするために本音と建前文化が発達したのですから、使い分けることによって何かしらのメリットがあるはずです。
メリットをいくつか挙げていきましょう。

相手の気を悪くしない

京都人はイヤミを言うので、気を悪くされているかもしれませんが(笑)、本音でぶつかり合う時のような、真正面から戦いをする大きな傷はできません。

例えば、ご近所のピアノがうるさい場合、「ピアノの音うるさいですよ」と直接言うのではなく、「ピアノ上手ですね」ということで、「ピアノの音が聞こえている」ことを上手に伝えながら、相手の気を悪くしない言い方をします。

近所付き合いなど、そこまで深く付き合わないけれど、良い関係を継続する必要がある場合は、
本音と建前を使い分けて、相手の気を悪くしないような言い方をするのが良いでしょう。

 

自分にとって大切なことに使う時間が増える

本音を相手にぶつけるのは、体力を使います。よく人に突っかかったり、自分の意見をいつでも絶対押し通そうとする人、すごいなぁと思います。(あ、ついイヤミが・・・!)

自分にとって大切な人に対して、エネルギーを消耗するのはいいかもしれませんが、
自分の大切な人だけでなく、関係の浅い人や今後付き合いがない人にまで、自分のエネルギーを注ぐ必要があるでしょうか。

もちろん人助けなどは素敵なことだと思いますが、本音で議論すべき相手ではない可能性があります。
うまく生きていくには、円滑な人間関係が必須です。お互いが疲れないように、お互いが気持ちよく過ごせるように、建前で会話するのは当然とも言えるかもしれません。

京都人は、建前で話していることを本音で話しているように見せる術、本音をうまく伝える術にも長けています。
イヤミもその例で、本音をイヤミに混ぜこんで、建前で話します。

つまりは言い方次第で、相手に伝えたいことと、伝わってほしくないことを考えて言葉を発する必要があります。

(上述した事例)
伝えたいこと:ピアノがうるさい
伝わってほしくないこと:迷惑だと思っていること

人付き合いが楽になるアドバイス

言葉だけとちゃう。相手が何を思っているかは、全身で感じとらなあかん。

口は笑ってるけど、目が笑ってないことなんて、よくあるこっちゃ。

でも難しくなくないで。相手の表面的なとこだけ見るんちゃうくて、相手がほんまは何を考えてるんかを考えてあげるところから始めたらいいねん。

 

まとめ

言葉以上に無意識なことが多いため、体の動作から本音がバレやすいことが分かりました。

笑顔やちょっとした仕草は意識的に作ることもできます。
さすがに、つま先まで意識している人は少ないので、本音が見抜きやすいと思います。

ただ、相手のつま先ばかり見て会話に集中できないのは、本末転倒になりかねませんので、観察はほどほどにしてくださいね。

会話や表情以外からも、相手の本音を感じとって、より円滑なコミュニケーションに活かしていただければ幸いです。

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