小学生ユーチューバーの「ゆたぼん」こと、中村 逞珂(なかむら ゆたか)さん。
不登校についての発言などで話題となっていますが、10歳という年齢ということもあり、
ゆたぼんさんのご両親、特にゆたぼんさんのお父さんについても大きな話題となっているようです。
そこで今回は、ゆたぼんさんのお父さんである、中村幸也さんがどんな方なのか、
心理カウンセラーという仕事内容や、これまでの経歴を調べてみました。
そして気になる、教育の義務についても確認しました。
ゆたぼんのお父さん、中村幸也って?
ゆたぼんさんは、テレビでも何度か取り上げられており、その親として、ゆたぼんさんのお父さんもテレビに出演されています。
お名前は中村幸也さんで、沖縄で心理カウンセリングのお仕事をされています。『あきらめる勇気』という本も出版されているようです。
子供は、ゆたぼんさんを含めて5人。
ゆたぼんのお父さんの経歴は?
ゆたぼんさんのお父さんは、中学を卒業後すぐに就職され、20回ほど転職をされているそうです。
元暴走族の副総長、うつ病を経験後、独学で勉強し、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格。
営業の仕事を経て、独学で心理学を勉強を始め本格的に学んだのち、現在は心理カウンセラーとして活動されています。
ゆたぼんのお父さんの仕事内容は?
ゆたぼんさんのお父さんは、心理カウンセラーとしてどのような仕事をされているのでしょうか。
オフィシャルブログを確認すると、カウンセリングメニューについての記載がありました。
電話、メール、対面でのカウンセリングをされているようです。
・LINE通話(電話)カウンセリング : 1時間 15,000円
・LINE(メール)カウンセリング : 1か月 50,000円(無制限)
・対面カウンセリング : 1時間 30,000円
ゆたぼんのお父さんに関する意見は?
ゆたぼんや、ゆたぼんの家族(お父さん)については、賛否両論あり、ネットでも大きな話題となっています。
批判的な声も多いようですが、いくつかの意見を見てみましょう。
勉強がどう役に立つのかなんて小さい子供に想像できるはずもないし、教えても理解できない
だからこそ大人は「四の五の言わずに勉強しろ!」と言うんだよなゆたぼんの父のように「あなたのやりたいようにやりなさい」ってやると、ああなる。
そういう教育は高校生とかになってからなんだよなあ— 泉海山 (@2kBIPSMGQUsyPZC) July 10, 2019
「学校に行く義務はない」というこの親の意見は、単なる無知。事実、憲法と法律はそうなっていない。親は子供を学校に行かせる義務がある。教育基本法第4条を読むがよい。遵法精神の欠けた親に育てられる子がどう育つのだろう。
”不登校YouTuberゆたぼん”は今? https://t.co/eyQ3vQiFTO
— 竹田恒泰 (@takenoma) July 10, 2019
大人が得に根拠もなく「自分の方がゆたぼん父よりマシ」って考えてしまったり、子供に根拠なく「自分は学校言ってるからゆたぼんより良い人生が訪れるはず」と期待させるのって、あまり良い事ではないですよ
そもそも平均的な学生はあの一家より下のレベルの生活しか出来ませんからね
— 砂鉄 (@satetu4401) July 10, 2019
ゆたぼんのお父さんは、教育の義務に違反してる?
上記のネットの意見にもあった、教育の義務について、疑問に思う方も多いようです。
国民の三大義務といえば、『教育の義務』『勤労の義務』『納税の義務』ですね。
憲法26条
1項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
憲法26条で規定されている教育の義務は、「子供にとって」ではなく、「大人にとっての」義務であることが分かります。
保護者は、子供に「教育を受けさせる義務」があるのです。子供は教育を受ける権利があるのです。
それでは、不登校の子供やその保護者は憲法に違反しているのでしょうか。ゆたぼんさんだけでなく、不登校の子供はいますよね。
教育の義務は、言い換えると、「子供の教育を受ける権利を守る義務」とも言えます。
怪我や病気などで長期欠席する場合や、本人に学校に行く意思がないなど、学校に行くのが困難な場合は「出席させないことについて保護者に正当な事由がある」とみなされます。
子ども本人は学校へ行きたいのに、親がそれを阻止する場合は、もちろん義務違反となります。
ですので、不登校だからといって教育の義務に違反しているなんてことはありません。
ゆたぼんさんの場合も、学校に通える環境は整っているのに、本人の意思で行っていない場合は、違反ではないと言えます。
まとめ:ゆたぼんのお父さんについて
個人が自由に発信できる時代。
ゆたぼんさんのような、これまでの常識では考えられなかったケースは、今後も増えていくと考えられます。
生き方の多様性を感じると共に、「今まではこうだったから、こうしないといけない」という思い込みは通じなくなってきているなと感じます。
まあ、、ゆたぼんさんの年齢を考えると、親の影響を直接的に受けていると思いますし、「お父さんに言わされてるんじゃないか」などの声があるのも分かります。
まだ自分の生き方に責任(納得)が持てるほどの大人ではないでしょうから、これから進むたい道が変わった時に、人生の選択肢が狭まるんじゃないかって、周りの人たちは心配するかもしれません。
ゆたぼんさんのお父さんのブログにはこんな言葉が。『過去を追わず、未来を願わず、今なすべきことを熱心にしよう。』
学校とか仕事とか家のこととか。様々な事情で、今やりたいことを我慢してる人って多いのではないでしょうか。
だから、ゆたぼんさんのように、今やりたいことを全力でできる環境や、
これまでのセオリー(学校に行かないといけない、会社に行かないといけない等)を無視して
自由に生きている様に見えるその姿に、何かを感じる人も多いと思います。
時代は変わりつつありますね。。